Pythonでdo while文を書く方法

Pythonでdo whileと同様の書き方をする方法について解説します。

Pythonでdo while文を書く方法

プログラミングにおいて、少なくとも1回処理を実行し、その後は特定の条件を満たす限り同じ処理を繰り返す記法をdo while文と呼びます。

JavaやC言語などで利用できるものですが、Pythonにはdo whileにあたる記述方法はありません。しかし、breakなどの処理を組み合わせることによって、同様の処理を実現することができます。

while文の基本的な使い方については、以下の記事を参考にしてください。

Pythonでdo while文を実現する方法

Pythonでdo while文を実現するには、while Trueのループの中で、特定の条件に当てはまったらbreakでループを抜ける方法があります。

while Trueは無限ループになりますが、条件が満たされることでループから抜けることができます。また、ループ内で条件の確認の前に処理を記述すると、必ず1回はループを回すことができるため、do whileと同じ処理を実現できます。

以下の例では、ユーザーに名前を入力してもらう指示を出し、ユーザーが入力を行うまでは同じ指示を表示し続けます。

# Pythonでdo whileを記述する

# 最初に必ず、指示を表示する
# ユーザーからの入力がない限り、同じ表示を繰り返す
while True:
    print("名前を入力してください")
    name = input()
    if len(name) > 0:
        print(f"あなたの名前は{name}ですね")
        break

最低限1回は実行したい処理がある場合には、上記のようにwhile Truebreakを用いてdo whileと同じ処理を実装しましょう。